介護休業・介護休暇の使い方|仕事と介護を両立する手順

介護

親の通院が増えてきた、急に入院した、ケアプランを組まなあかん——そんな時に役立つのが介護休業と介護休暇や。ニュースでも「働きながら介護」は当たり前になってきたけど、制度名は知っとっても申請の流れや給付金の中身は「よう分からん…」になりがち。そこで今日は、最短で上司に話を通し、書類を整えて、仕事への影響を最小化する実践手順をまとめるで。

【0. 目次】

– 1. 現状と課題
– 2. 原因・仕組み(制度の基本をサクッと)
– 3. 生活の中でできる工夫(実務フロー)
– 4. 支援制度・サービスの活用
– 5. まとめ

【1. 現状と課題】

介護は“急に始まるライフイベント”や。ある日、病院から「退院調整会議があります」って連絡が来て、平日昼に動かざるを得ない場面が続く。ここで有給だけで回そうとすると欠勤連絡がバラバラになって、職場の信頼も自分の体力も削られがち。課題は、1) 介護休業(最大93日/1人につき3回分割可)と、介護休暇(年5日・対象家族2人以上なら年10日、時間単位可)を目的別に使い分けること。2) 雇用保険の介護休業給付金(賃金の67%相当)を逃さへんこと。3) 会社の就業規則に合わせた段取りで、同僚に業務が滞らん形を作ること。

【2. 原因・仕組み(制度の基本をサクッと)】

・介護休業:要介護状態(2週間以上の常時介護)の家族のために取得。通算93日まで、3回まで分割OK。休業中は雇用保険から介護休業給付金(67%)。
・介護休暇:通院付き添い・役所手続き・ケア会議など短時間タスク向き。1人なら年5日、2人以上なら年10日。時間単位で使える(社内規程を要確認)。
・就業規則の上乗せ:企業によって有給扱い・対象家族拡大など独自規程がある。まずは人事規程を読むのが起点やで。

👉 弁護士ドットコム(株式会社弁護士ドットコム) … 就業規則や不利益取扱いの不安がある時の初回相談に。
👉 総務の森(株式会社プロシーズ) … 介護休業の実務QAの下調べに。

【3. 生活の中でできる工夫(実務フロー)】

※下表を上から順に回せば、“制度申請→業務影響最小化”まで最短でいけるで。

STEP目的主な作業必要書類・ツール目安時間参考商品 等
STEP1(当日〜3日)事実確認診断書・要介護申請状況・退院予定の把握/家族共有ノート作成スマホ共有ノート/メモアプリ30〜60分Dropbox(Dropbox, Inc.)
STEP2(当日〜翌日)上司報告目的・期間・代替案をA4一枚で要約/緊急連絡先明記社内テンプレ/メール30分弁護士ドットコム
※規程不安時
STEP3(翌日まで)規程確認介護休業・休暇の申請書式DL/時間単位運用の確認人事ポータル30分総務の森
※実務QA
STEP4(2日目)申請書作成対象家族・目的・期間・分割計画を記入/給付金段取り申請書/給与明細45〜60分
STEP5(2〜3日目)引き継ぎタスク棚卸し/納期・依頼先・想定質問を添付/自動返信設定Trello/Asana/メール60〜90分キングジム SHOT DOCS
STEP6(取得日)当日の動き役所で認定申請→包括支援センターでサービス案作成→訪問看護・福祉用具を仮予約マイナンバーカード/印鑑半日ATOM Cam 2
※在宅見守り
STEP7(随時)記録保存通院・会議時間、領収書をフォルダ一元化/医療費控除に備える共有フォルダ/紙ファイル15分/回
Dropbox
(Dropbox, Inc.)

👉 ATOM Cam 2(ATOM tech株式会社) … 在宅勤務中の見守りに。

👉 キングジム「SHOT DOCS クリアーファイル」(株式会社キングジム) … 紙の原本整理を1冊に。

【4. 支援制度・サービスの活用】

・介護休業給付金(雇用保険):会社経由で申請。支給対象や必要書類は人事と二人三脚が確実。
・介護保険サービス:ケアマネ(居宅介護支援事業所)に相談。訪問介護・デイサービス・福祉用具を組み合わせて在宅の“穴時間”を埋める。
・職場の両立支援:時間外免除・所定外労働の制限・短時間勤務がある会社も。産業医/人事に健康面の配慮を相談。
・費用の助成:自治体の両立支援補助、タクシー助成や見守り機器の貸与がある場合も。地域包括で一覧を確認しよう。

👉 弁護士保険ミカタ(プリベント少額短期保険株式会社) … 労務・介護の法的トラブル備え。

👉 アロン化成「安寿 ベッド用手すり」(アロン化成) … 退院直後のベッド周りの立ち座りを安定。

【5. まとめ】

両立のコツは「目的別に制度を使い分ける」ことや。短時間タスクは介護休暇(時間単位)、まとまった準備期間は介護休業(最大93日・給付金67%)、在宅勤務や時差は社内規程で上乗せ。まずは上司への要点メモ→申請書の提出→ケアマネと動線づくりの三手で回す。時間に追われるほど、記録と共有が味方になるで。焦らず一歩ずつ、“働き続ける前提”で介護を設計しよ。

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