最近、ある地方自治体の広報を見て思ったんや。
例えば熊本・阿蘇市では 10月15日〜19日・11月3日〜7日 に住民健診(複合健診)を巡回実施するって発表されてる。
(出典:https://www.city.aso.kumamoto.jp/citizens/health_medical_welfare/insurance_of_adult/medical_examination)
こういう“秋の健診シーズン”っていう具体例を見ると、うちの親も今年は受けるんかな…と思わへん?
それで、ニュースで制度改正や検診ガイドラインの動きも見つけたから、今回はシニア世代が特に気をつけたい健診ポイントを、具体例交えてまとめてみるで。
0. 目次
1. 秋に健康診断が増える理由と最近のニュース例
2. シニアが見落としがちな検査項目
3. 健診結果の見方と注意ポイント
4. 早めの受診が「安心」につながる理由
1. 秋に健康診断が増える理由と最近のニュース例
秋は、自治体や企業で「特定健診」「住民健診」「生活習慣病健診」が多く実施される時期や。体調も比較的安定しやすく、受診しやすいからやね。
実際、阿蘇市のように10月と11月に巡回会場で健診をする市もある。
また、国立がん研究センターが「肺がん検診ガイドライン2025年度版」を発表して、従来の検診方式の見直しが議論されとる。
さらに、健診の検査項目を見直す検討会もこの秋に立ち上げられる予定で、2025年度から新しい検査が加わる可能性もある。
こうしたニュースを踏まえると、今年の健診は“例年通り”ではなく、変化を意識して受けることが大切やね。
2. シニアが見落としがちな検査項目
血圧やコレステロールは誰でも気にするけど、意外と見落としがちな項目もあるんや。
たとえば腎臓や肝臓の機能は、症状が出にくいだけに数値で早めに気づくことが大事やね。
項目 | 何がわかる? | 注意ライン(目安) |
クレアチニン・eGFR | 腎臓の働き | eGFR 60未満で要注意 |
HbA1c | 血糖コントロール | 6.0%以上は糖尿病予備群 |
ヘモグロビン | 貧血や栄養不足 | 男13.0/女12.0未満で注意 |
γ-GTP | 肝臓の状態 | 50以上で生活習慣を見直し |
3. 健診結果の見方と注意ポイント
結果表のA〜E判定、見た瞬間にホッとする人もおるけど、実は“C判定”こそ要注意や。「経過観察」と書いてあっても、何もせんまま放置すると翌年にはD判定(要精密検査)に上がることもある。
もし再検査が必要なときは、「また今度」ではなく、早めにかかりつけ医に相談しておくほうが安心。気になる項目をメモして、「この数値って大丈夫ですか?」と一言聞くだけでも十分やで。
4. 早めの受診が「安心」につながる理由
最近は、地域の保健センターや市町村でも健康相談会や保健師による面談が増えている。病院へ行くほどでもないときは、そうした場で話してみるのもええ。病気は「早く見つけて早く治す」ほど体への負担も小さくて済む。特に高血圧や糖尿病のような生活習慣病は、早期対応が将来の安心につながるんや。
まとめ
秋の健康診断は「例年やっとること」やと思っても、制度やガイドラインが変わる可能性があるタイミングでもある。今年の健診は、ただ受けて終わりにせんと、ニュースで出とる“検診動向”を意識しながら、結果をチェックして安心に変えていきたいなと思う。
うちの親にも、「結果が届いたら一緒に見ようや」と伝えた。そんな時間が、家族の健康を守る第一歩になるんやで。
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